映画「亀も空を飛ぶ」
久しぶりに一人で映画を観に行く時間がとれたので、岩波ホールへ向かった。バフマン・ゴバディ監督作品「亀も空を飛ぶ」を観るためだ。亀も空を飛ぶ@映画生活
イラクのクルド人地区を舞台に、イラン・イラク戦争からアメリカ軍侵攻に至る戦時下で生きている子どもたちの「日常」を描くこの映画は、冒頭の暗い幻想的シーンから始まり、全編に悲惨さ、むごさ、つらさが満ちている。日本に住む私がこの現実に対して何か言う資格はない「日常」なのであるが、不思議にもそのようなストーリーの中で、どこかに人間の強さ、たくましさ、そして希望というものが確かにあることを教えてくれるのである。戦争というものを日常として噛み砕いて、その中で生きていこうとする子どもたち・・。
ちなみにインタビューでゴバディ監督は言っている:「「私たちは生まれたとたん、大人として生きなければならないので、教育でも、遊びでも、子どもらしいことを一切していません」(映画パンフより)。
詳しい話はネタばれになるので書かないが、戦争というものの現実、ことに子どもたちすべてにかかってくる現実の重さ、おそろしさを少しでも知るために、ぜひ多くの方に観ていただきたい映画である(ただし気の弱い方や子どもにはつらすぎる場面も)。
忘れてはならないことだが、この戦争に、日本も"アメリカ軍の援軍"として"軍隊"を送っているのである(「自衛隊の活動するところは非戦闘地域である」とか言った方がおられたが・・・)。しかし一方で、会場にもパンフレット等が置いてあったが、イラクの子どもたちに医療援助をしよう、という志も確かに我々の中にはあるはずなのだ。
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コメント
初めまして。
私も今日、この映画を観てきました。
上映終了後、劇中の日常と私のいまある日常とのあまりのギャップにしばし呆然としていました。
多くの方に観ていただきたい映画でしたね。
投稿: ナカムラ ユエ | 2005年10月20日 (木) 18時43分
ナカムラ ユエさんへ
コメントありがとうございます。
私も呆然として、帰り道、iPODで音楽を聴く気になれませんでした。
多くの方が見てくださればいいなと思います。
観て、そしてしばし呆然としていただければ。
投稿: しゃるどね | 2005年10月20日 (木) 23時10分
ご訪問&コメントありがとうございました。
お礼が遅くなってしまいたいへん申し訳ございません。
拙文ですが、私もTB送らせていただきます。
取るに足らないブログを公開しておりますが、
また、遊びにきていただけると幸いです。
投稿: ナカムラ ユエ | 2005年10月26日 (水) 08時59分
スミマセン。TBを二度送信してしまったみたいです。
一つ消してください。
お手数をお掛けして申し訳ありません。
投稿: ナカムラ ユエ | 2005年10月26日 (水) 14時37分